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尾鷲で販売されている魚たち

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田舎の食事がうますぎて、僕はもう東京で刺身を食べられない

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こんにちは。鈴木教平(すずききょうへい)です。

地域おこし協力隊として、東京から田舎に移住してはや9ヶ月。
僕はもはや東京で刺身を食えない舌になってしまいました。

「田舎は食事がうまい」と言いますが、本当にそれを今実感しています。

田舎の食事、とにかく魚がうまい!

東京から三重県尾鷲市に移住したのですが、食事が美味すぎるんです。

特に、魚と言ったら何といっても刺身がうまい。東京の一流レストランでも、尾鷲の味に勝る刺身を出す店には出会ったことがありません。毎日うまい食事を頂いて、もう田舎暮らしバンザイ!って感じです。

というわけで、これから具体的に田舎の食事の豊かさをお伝えしていきます。

1.田舎の食事は新鮮でうまい!

獲れたてブリの刺身
まず何より、田舎の食事で東京と違うのは食材の鮮度です。魚も野菜も米も、どれも地元で獲れたて新鮮のものが多く、非常にうまいのですよ。

漁師町のスーパーでは基本的に、地元の港でその日に揚がった魚を多く取り扱っています。たまに、タコや貝が生きた状態でパック詰めされて、うぞうぞ動いてるものもあります。

もちろんお店でも、その日に水揚げされた地魚をウリに提供している所がほとんどです。たまに、新鮮すぎて食感ゴリゴリ、うまみもまだ出ていない刺身に当たってしまうほど。(その時はあえて一晩冷蔵庫で寝かせると、柔らかくうまみが出て最高です)

「築地直送!」と言っても、当日水揚げの美味さには敵わない

東京で食べられる魚って、基本的に水揚げから日数が経過してしまっているものがほとんどなんです。

「築地直送!」と言っても、当日水揚げのものがスーパーやお店などに並ぶ例なんてほとんど無いですし。ちょっと変色し出している刺身や切り身とか、スーパーじゃ普通に置いてあるし、もちろん味も新鮮なものより落ちます。

魚のみならず、野菜やフルーツ、肉、米などなど、とにかく東京のスーパーは、田舎の食材の鮮度には決して勝てません。ゆえに、田舎の方がおいしい食事を頂くことができるんですよ。

2.地元ならではの珍しい食材が豊富!

▼これ何かわかりますか?(親子丼じゃないです)
珍しい魚の卵とじ丼

写真を見て「何の魚でしょう?」と聞くのも無茶なんですが、何の魚を使っていると思いますか?

尾鷲にある昭和レトロな食堂のメニューなんですが…実はこれ、マンボウなんです。親子丼ではなく、マンボウの唐揚げを卵とじにした丼なんです!!

マンボウが美味しい

東京で育った僕は...そもそもマンボウが食べられるってことすら知らなかった。。マンボウって水族館で「ゆったり泳いでいる不思議な魚」というだけじゃなく、実は食用に売っているんですよ。

見た目が独特なら味も独特で、牛ミノだとか、イカだとか、魚よりそういう類に近い弾力が特徴です。魚っぽい味ではないですが、意外とうまいんです!ただ、マンボウはすぐに鮮度が落ちてしまうので、水揚げ場の近辺でしか食べられないんですけどね。田舎でしか食べられないって言っても過言じゃない。マンボウ、マジで美味しいです!

ヒラソウダが美味しい

ソマ
他にも、鮮度が落ちやすいけど非常にうまい「ヒラソウダ」なんて魚もあります。普通のカツオより脂が乗ってて、柔らかくて甘くて臭みもない。ニンニク生姜醤油につけて、米をかきこむと、これがもう最高なんですわ。ヒラソウダ美味しすぎっ!

このように、田舎では都会じゃめったに食べられない地元食材が普通に食べられます。特に、鮮度が劣化しやすい魚介類は「そこに行かないと食べられない」というものが多いんですよ。で、そういう食材って、なぜだか大体うまいんですよねぇ…。田舎暮らし最高です!

3.食材の値段が安い!

尾鷲のスーパーの魚の値段

田舎の地元で生産される食材は、新鮮でうまいだけじゃなく、値段もお安いのです。東京のスーパーじゃ、高いのにへたっている野菜や刺身を何度見かけた事か…。

田舎での食事が安く上がるのは、何より食材の原価が安いからです。地元で獲れたものを地元のスーパーで置くのだから、輸送コストもかかりません。人件費も都会より安いですし、流通段階で仲買などに費用を上積みされないですからね。美味しい食材が安く手に入る...田舎暮らし最高です!

4.安くてうまい地の物が食べられる飲食店が多い

スーパーだけじゃなく、田舎町には飲食店でも、安くてうまい地の物が食べられるお店が多いです。地元水揚げの魚とか、地場野菜レストランとか、ジビエ料理の店とか。

特に、刺身を出す店なんか、その魚の「一番うまいタイミング」を知っているので、最高の状態の刺身が食べられるんですよ。東京じゃ安月給のサラリーマンが苦笑いする金額の味を、田舎町ではお安く当たり前に頂けるのです。

僕はもう、東京で刺身は食べません

っということで、僕はもう東京で刺身は食べません。田舎の食事は「新鮮・種類豊富・安い」と三拍子揃っているのです。

数ある料理の中でも、食材=魚の鮮度がモノを言う刺身は、やはり産地の田舎で食べるのが格別。東京を離れて田舎暮らしを始めてから、ほぼ毎日うまい刺身を食べ続けた結果、僕はもはや東京で刺身を食べたくなくなりました。

東京だとスーパーに行っても、見た目で刺身パックの鮮度が全然違うし値段も高い。都内で有名な鮮魚店に行っても、田舎の倍の値段で、しかも当日水揚げの魚なんてほとんどありません。お店に入っても出てくる刺身は角が丸くなってきていて、うまみが少なく、臭みが出てきている物も珍しくありません。

東京の刺身が田舎の味に勝つということは、まず無いんじゃないかと思います。田舎暮らしバンザーイ。

田舎に移住すると毎日美味い料理が食べられるよ!

尾鷲イメージ

僕が東京から移住したのは三重県の尾鷲市。漁師町で漁業が盛んだから、新鮮で美味しい魚が、安くとことん食べられるんです。田舎暮らしの中でも、漁師町だから特に魚が非常に新鮮でおいしく、しかも安いんです。

高級魚でも東京の半値くらい

尾鷲はマダイの養殖や天然ブリ漁が盛んなので、高級魚とされるそれらの魚も気軽に食べられます。大体、スーパーの刺身パックやお店の刺身盛り合わせにはマダイとブリが入っていて、東京の半値、高くても2/3くらいの値段なんですよ。刺身はもちろん、煮付けにしても塩焼きにしてもうまいし、寿司なんてもう言わずもがな。

また、東京じゃ一匹数千円も珍しくないのどぐろ(アカムツ)も、尾鷲では一匹数百円で買えてしまいます。他にも、上述したマンボウやヒラソウダ(尾鷲では「ソマ」)といった、地元でしか流通しない魚も安くて美味しいです。

輸入サーモンも鮮度がいい

海外から輸入しているサーモンも、実は尾鷲で流通しているものは鮮度が良くてうまいんです。それは地元の水産会社「尾鷲物産」が、ノルウェーから輸入してすぐのものを流通しているから。良い具合に脂がとろけて、サーモンのうまみがじわっと口の中に広がるのはたまりませんよ。

「ガスエビ」「クモエビ」「赤イカ」あたりも最高

あと、魚ではありませんが、「ガスエビ」「クモエビ」「赤イカ」あたりも最高です。これらも鮮度がすぐに落ちてしまうので、地元だけの食材なんですよねー。刺身でも火を通しても絶品で、こんなんを一人占めしちゃって…都会の皆さんすいません!!

三重県は伊勢海老やら松阪牛やら、うまい食事が非常に多い県。その多分に漏れず、尾鷲で食べる魚も最高に素晴らしいのですよ。

この記事を読んで「田舎で新鮮な物を食べたい」とか「尾鷲で魚を食べてみたい」と思ったら、善は急げ、試しに行動してみては?休みに日帰りで、近くの港町に新鮮な刺身を食べに行ってもいいし、もちろん三重や尾鷲に来てくれたら歓迎します。

新鮮なおいしい食事を毎日当たり前のように頂けるって最高ですよ!

 

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この記事を書いた人

鈴木教平(すずききょうへい)
東京都出身の三重県尾鷲市地域おこし協力隊(移住担当)。元Web広告屋です。 まちづくりが大好きな平成生まれ。趣味は仕事(笑)、あとカラオケ、ビール等々。

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